桃の花が咲かない!咲かせるコツは?

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もうすぐひな祭りですね!
先日、フラワーアレンジメント教室でひな祭りのアレンジメントを作ってきました(*’▽’)
桃の花、菜の花、スイートピー、ガーベラ、アルストロメリア、麦などを使った可愛いアレンジです。
花器には和紙を貼って、着物のようになっています。

ひな祭りというと桃の花が定番ですよね。
実家の庭に桃の木があって、毎年春になるとピンク色の花を咲かせて、とっても綺麗でした。
庭の桃の木は何もしなくても暖かくなると勝手に咲いていたのですが、切り花だと咲かないことがあります。
以前、桃の花を使ったアレンジを作った時に、咲かなかった経験があります。
早く咲かないかなぁ~と楽しみにしていたのに、いつの間にかつぼみが紫色になってしまい、一輪も咲かずに終わってしまい、ショックでした(;´Д`)
今回はちゃんと桃の花を咲かせたいので、咲かせるコツを調べてみました。

桃の花を咲かせるコツ

桃の花はバラ科・モモ属で、ピンクや白、赤の花を咲かせます。
開花時期は気候や地域によっても異なりますが、関東では3月下旬~4月上旬頃です。
でも、お花屋さんで桃の花が並んでいる時期は、2月中旬か下旬頃からひな祭りのころまでですよね。
『気象庁』がまとめている東京の過去の気象データの平年値を見てみましょう。

降水量(㎜)平均気温(℃)日最高気温(℃)日最低気温(℃)
2月下旬17.76.310.92.2
3月上旬30.17.312.33.1
3月下旬53.79.814.65.6
4月上旬41.912.217.27.7

参考文献:『国土交通省気象庁』
桃の花を咲かせたい時期(2月下旬~3月上旬)と、本来咲く時期(3月下旬~4月上旬)を比べてみると、2月下旬~3月上旬は降水量が少なく、乾燥しています
気温も2月下旬と4月上旬の平均気温は約6度も差があります
お花屋さんに並んでいる桃の花は、生産者の方が暖かい場所で管理して、つぼみが色づいてきたところで出荷しています。
本来はまだ咲く時期ではない桃の花をだまして咲かそうとしているのです。
ですから、再び寒いところに置いてしまうと、咲かなくなってしまうのです。
切り花は寒い場所に置いた方が花持ちが良くなるため、以前作った桃の花のアレンジは、暖房を一切つけない寒い部屋に置いてしまっていたんです(;´Д`)それで咲かなかったんですね!

ロンスト
本来の開花時期の気候に近づけてあげれば、桃の花が咲いてくれるんだね。
桃の花が咲かせるには、暖かい部屋に置くことがポイントです。
また乾燥しすぎていても咲かなくなってしまいます。
暖房の風が直接当たるような場所だと、乾燥してしまいます。
本来は春の長雨の時期に咲きますので、時々、霧吹きをしてげると良いみたいです。

花の選び方

咲く環境に置いていても、つぼみによって咲くものと咲かないものがあります。
お花屋さんで買ってくる場合は、つぼみがぷっくり膨らんでいて、発色がきれいなものを選びましょう。
色が紫色っぽくなっているつぼみは咲かない可能性が高いです。寒い場所や風が当たる場所に置いておくと、このようになってしまうようです。

またシワシワに乾燥しているものも咲きません。

枝の切り方にもポイントがあります。
太い枝の場合は、十字に切り込みを入れましょう。写真の枝はあまり太くないですが・・
水を吸う面積が増えるので、しっかり水を吸い上げてくれます。

細い枝なら斜めに切ります。

桃の花咲きました!

ということで、今回は暖かい部屋に桃の花を置きました。
今にも開きそうなふっくらしたつぼみが1つあったのですが↓

家に持って帰ってきたその日に花が開き始めました!
作ってから4日経ちましたが、綺麗に咲いてきています。

みなさんもぜひ、お家で桃の花を飾ってみてください♪